film.愛がなんだ
今話題の映画「愛がなんだ」を観てきました。
なんか、予想を軽く超えてました。
予告はこちら↓
恋人ではない男の人を愛し続けるっていう、なんていうか、
狂気を感じたり切なさを感じたり、2時間感情がジェットコースターでした。
ただ一つ前に本で読んだことがあって、
恋愛って相手が中心になるとうまくいかないんですよね。
自分のことも大切にできる、自立している人に人間は惹かれるものだって。
この映画はまさにそのことを思い出させてくれたなあと。
相手のことを想ってやったつもりでも、それって実は自分のためでしかなかった、みたいな。
ネタバレになりますが、仲原くんが最後に葉子さんと連絡断ち切って自立したとき、はじめて葉子さんから仲原君のところに向かってきてくれたのは、これを表しているんじゃないかなと勝手に解釈しました。
あとバツイチのおばさんの「前の旦那のどこが好きだったのかも、顔も思い出せない。」ってセリフ、一年前の悩みが思い出せない、みたいにそのときは世も末みたいに絶望しても時間が解決してくれるよってことかなって思いました。
そういうふうに人間はうまくできてるって考えると、なんか生きやすくなる感じがします。
最後にテルちゃんとマモちゃんは、あの終わり方だとどうなったのか本当に分からないので、小説読んでみたいです。
原作↓