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キムの日記

金融教育と本と日常

book.自己肯定感の教科書 レビュー

 

 

お久しぶりです。

 

前に挙げていた本のレビューをしていきます。

 

 

まず、中島輝さん著者自身がものすごく過去に辛い経験(パニック障害、引きこもり)をされています。

そこからのフィードバックが元になっていて説得力のある内容でした。

 

 

内容に入ります。

まず、自己肯定感というのは、6つの【感】に支えられています。

 

自尊感情

②自己受容感

③自己効力感

④自己信頼感

⑤自己決定感

⑥自己有用感

 

これが6つに当たります。

 

本の中には自己肯定感チェックシートがあり、どの【感】が自分に足りないのかチェックすることが出来ます。

 

私はこのチェックシートを行い、②自己受容感が無いということがわかりました。

 

普段は何ともないけど急に不安に襲われるときというとき=自己受容感が下がっているときなんだと気づきました。

 

 

これはかなりびっくりしました。皆さんの中に私のように突然不安になるという方は、6つのうち1つ欠けている部分があるかもしれません。

 

 

自分のポジティブな面もネガティブな面も認められる感覚である自己受容感を高めるために、有効な手段として「If the planning」を中島さんは挙げています。

 

この本には中島さんに相談しに来た方の事例も沢山載っているのですが、自己受容感に関する事例では「拒絶された経験が頭から離れない」といった、トラウマを持った方からの相談でした。

 

If the planningは、要するに「それ(トラウマ)が起きたときどうするか、あらかじめ決めておく」というものです。

 

 

これをすると、状況を客観視し、不安から躊躇してしまう自分の背中を押す効果があるそうです。

 

 

私は多分、トラウマになりやすいタイプなんですが、If the planningを行うことでこれにも対処しやすくなるんじゃないかな?と思っています。

 

 

 

わかりやすくて心理学初心者にもオススメです。